炊飯器は買わなくもいい~節電以外にもある鍋でご飯を炊くメリット・デメリット~

炊飯器は買わなくもいい~節電以外にもある鍋でご飯を炊くメリット・デメリット~

我が家には炊飯器がないです。
でもうちの子どもは白いご飯が大好き!

えっ、炊飯器がないのにどうやってご飯を炊くの?と疑問に思われる方もいますよね。

答えは簡単。「ガスコンロの炊飯機能」を使っているからです。

ピピッとコンロと言われる高機能コンロなど、炊飯機能が搭載されているガスコンロは多くあります。

ですが、実際にコンロでご飯を炊いたことはないという人もいるのではないでしょうか。

・めんどくさそう
・どうやって使うの?
・焦げたら洗うのが大変そう
実際にやるまでは色々なことを考えますよね。

今回は、炊飯機能って何?と思っている人に向けて、炊飯機能の魅力とデメリットをご紹介します。

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炊飯器を買わなくても大丈夫な理由

炊飯機能とは、自動で火加減を調整し、ご飯を炊きあげる機能です。炊き上がったら火は自動で消えます。

なので、炊飯機能がついたコンロと炊飯鍋さえあれば炊飯器を買わなくてもご飯を炊くことができます。

しかも、難しいと言われている火加減調整は不要ですし、炊けたら自動で火が消えるので使い勝手的には炊飯器とほとんど変わりません。

基本的に朝はパン、お昼は会社や保育園、夜はご飯というスタイルなので保温機能を使う必要がない我が家は炊飯器を使う必要も全くないのです。

炊飯器のない生活を5年程続けていますが、特に困ったことは一度もありません。

炊飯機能を使ってガスコンロでご飯を炊くメリット

私が感じているガスコンロでご飯を炊くメリットは3つあります。

①ガスコンロでご飯を炊くと節電になる

炊飯器を使うと、炊く時以外にも保温や待機電力などで何かと電気が使われがちです。

でもガスコンロでご飯を炊くと保温や待機電力は使わずすみ、電気代が節約されます。

②ガスコンロでご飯を炊くとダイエットにもなる

より節約する為に、少し多目に炊き、ラップに包んで冷凍保存しています。そうすることによって、炊く回数を減らし、ガス代の節約に励んでいます。

ラップに包んだものを電子レンジで温めて食べるのですが、ラップにお茶碗一杯づつで包んでいるのでおかわりをすることがなくなりました。

「あとちょっと食べたいな~」のちょっとをなくすことで、産後も太らず過ごせています。

③ガスコンロでご飯が炊けると停電時も安心

これは私が住宅設備機器を展示しているショールームで勤めていた時に、お客様からよく聞いた話です。

2011年3月にあった東日本大震災
この時、関東でも計画停電といって毎日といっていい程頻繁に停電がありました。(地区にもよりますが)

停電が起きるとIH炊飯ジャーといった電気炊飯器ではご飯が炊けなくなるんですよね。
もちろん、レトルトのご飯を買ってきても電子レンジも使えないから温められない。

そんな時、ガスコンロの炊飯機能を使ってご飯が炊けたので「温かいご飯を食べることができた」と本当に多くのお客様から言ってもらえました。

また、ご近所さんに聞いたということで炊飯鍋を買っていかれるお客様もいました。

炊飯機能を使ってガスコンロでご飯を炊くデメリット

残念ながら人によってはデメリットだな~と感じる部分も2点程ありました。

①鍋でご飯を炊くとタイマーが使えない

家に帰ってすぐにご飯が食べたい
朝起きる頃にご飯が炊かれてて欲しい
と思うこともありますよね。

そんな時タイマー付きの炊飯器なら、時間を予約して好きな時間に合わせてご飯を炊くことができます。

しかし、コンロには火をつけるまでの予約タイマーは搭載されていません。

その為、起床時間や帰宅時間に合わせてご飯を炊くということはできないです。

ただガスコンロでは約20分程度で炊けるのでとても早いです。

我が家では、浸水時間&炊いている20分で洗濯物を取り込んだり、お風呂に入ったりしてしまうので特に不自由には感じていませんが、タイマーを駆使している方からすると不自由さを感じるかもしれません。

②保温ができない

電気代はかかってしまうし、保温の状態が長くなってしまうとご飯も美味しくなくなってしまいますが、なにかと便利な保温。

レンジで温め直すなどの手間もなく、炊飯器からご飯をもるだけで温かいご飯を食べれるのは便利ですよね。

ですが、炊飯鍋は電気と繋がっていないので温め続けることができません。

我が家では、ご飯は一緒に食べることがほとんどなので保温は使わなくても問題ありませんが、食べる時間がバラバラなご家庭はちょっと大変かもしれません。

料理が嫌いな人でも簡単に使えるガスコンロの炊飯機能

めんどくさそう、大変そうと何事も使い始める前は敬遠しがちですよね。

でも、ガスコンロの炊飯機能はとても簡単で便利な機能です。この炊飯機能を使えば、どんなに料理が苦手な人でもお鍋でふっくらとしたご飯を炊くことができます。

そんなガスコンロ炊飯機能の使い方をまとめてみました。

※炊飯専用鍋での炊き方

①ご飯を研ぐ

②炊飯専用鍋へお米を入れる

③炊飯専用鍋にある目盛りに合わせて水をいれる

④30分から1時間放置し、浸水させる
(しなくてもそれなりの美味しさにはなります)

⑤鍋をコンロに置き、点火ボタン、炊飯のボタンを押す

⑥約20分で自動消火(3合の場合)

⑦10分程度蒸らす

できあがり

なんも難しいことはないです。
普通にお米を研ぎ、火をつけ、炊飯ボタンを押すだけ。

炊けたら火は自動的に消えるので、今まで焦がしてしまったり、炊けてなかったーなんて事は一度もありません。

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コンロでご飯を炊くなら炊飯専用鍋がオススメ

普通の鍋でも炊飯機能を使ってご飯を炊くことは可能です。

ただ水加減の調整や、吹き零れの心配もあるので、お料理下手な方は炊飯専用鍋を使用するのがいいと思います。

鍋の種類や大きさにもよりますが、だいたい4,000円~7,000ぐらいです。


リンナイ 炊飯鍋5合

ノーリツ ハーマン 炊飯鍋5合

パロマ 炊飯鍋5合

土鍋になると、美味しさはぐーっと増しますが炊飯機能が土鍋にも対応しているコンロは一部となります。購入する前に、ご自宅のコンロが土鍋対応の炊飯機能搭載コンロなのかご確認ください。

ちなみに、土鍋の炊飯鍋は10,000円~20,000円ぐらいになります。

まずはチャレンジ!コンロでご飯を炊いてみよう!

とある調査では、鍋で炊くご飯について約9割の人が美味しさを実感しているという結果が出ています。
参照:ウチコト

また冷めても美味しさを実感できるという方も多くいます。

地震による停電や、送電トラブルなどでの停電といった緊急事態時に備え、試しに初めてみるのもいいかもしれませんね。

ちなみに、我が家は引っ越した時に炊飯器とはバイバイしました。

なので新居には炊飯器を置くスペースを作らずにすみました。蒸気がでるから…とかコンセントはここだから…とか一切考えずにすんだので楽でした。

炊飯機能は今は多くのコンロに搭載されている機能です。鍋も炊飯器を買うより全然安いですし、ぜひお試しください☆

ほっかほかの美味しいご飯を食べるだけでちょっと幸せな気分になれますよ(^^)

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