「コンロの火がオレンジになった」
特に冬場になると、こういったお電話をよく受けます。
そりゃもちろん、急に”普段とは違う色”になったらびっくりしますよね!?
ましてやガス…。少し怖い気もしてしまいます。
とはいえ、必ず原因はあります。
そして、原因が分かかればれば解決方法も見えてきます。
そこで、今回は、コンロの炎がオレンジになってしまうことについてまとめてみました!
数分で読める内容となっているのでぜひご覧ください。
(換気はきちんとしてお使い頂いていることを前提にお話します。)
コンロの火がオレンジになる3つの原因
オレンジだけではなく、赤になる、緑になる、黄色になることもあります。
主に考えられる原因は3つです。
①バーナーキャップの詰まり
バーナーキャップとは、ちょうど中心部にある炎が出る部分の部品です。
ここに、焦げかすや油かすなどの細かな物がつまってしまうことがあります。
こういったバーナーキャップの汚れに反応して色が変わってしまうことがあります。
また、バーナーキャップが壊れて形が変わってしまっても同じような症状になります。
②加湿器を使用している
加湿器とガスコンロに何の関係が…と思う方も多いと思います。
実は、水道水に含まれるアルカリ金属と、ガスの炎が反応するとオレンジ色になってしまうのです。
これは冬によく見受けられます。
加湿器を止めても、充分に換気をしないとやはりオレンジ色になってしまいます。
③風の影響
換気をするにあたり窓を開けたり、暑くて扇風機を使い、コンロに風が当たるようにしてしまっても炎の色が変わります。
コンロの火がオレンジになった時の解決策
原因が分かっても解決できなきゃ安心できませんし、意味がない!
ということで、原因別の解決方法は次の通りです。
①バーナーキャップの詰りに対する直す方法
一言で言ってしまえば、
「つまりをのぞく」ということです。
バーナーキャップを歯ブラシなどで擦りながら洗います。
水洗いしても大丈夫です。ですが、しっかり乾かしてから元に戻してください。
水分が残っている状態で取付をしても火はつきません。また、正しい位置に戻さないと火が点きませんのでご注意ください。
②加湿器を使用していることに対する直し方
一言で言ってしまえば、
「加湿器を使うのをやめる」ということです。
この場合の原因を取り除くにはそれしか方法がありません。
また、加湿器を消せばすぐに炎の色が変わるというものでもありません。
充分に空気を入れ替えてから確認をしてください。
③風の影響に対する直し方
風がコンロに当たらないように調整をしましょう!
オレンジ色の火になったらコンロは使わない方がいい?
ガスって怖いイメージがあるから気になされる方も多いと思います。
結論としては、原因が分からない時は、使用を中止をした方がいいです。
特に、鍋底に黒いすすがついてしまっている場合は不完全燃焼を起こしている場合もあります。
契約しているガス会社、もしくはコンロのメーカーに修理を依頼してください。
バーナーキャップだけを取り替えたい!
バーナーキャップだけを取り替えることは可能です。
コンロの機種によってお値段は変わってしまうのですが、1,000円から2,500円ぐらいになるかと思います。
各メーカーの部品購入サイトはこちらです⏬
リンナイ(Rinnai)
Rinnai直営販売部品サイト R.STYLE
ノーリツ(NORITZ)
「クラブノーリツショップ 楽天市場店」
ハーマン製もノーリツショップから購入できます
パロマ(Paloma)
パロマ+プラス
ただ、コンロの年数がかなり経過していると部品の販売が終わっている可能性もあります。
その際はコンロの買い替え自体をご検討ください。
コメントを書く